冬
今年の冬こそ絶対に越せない。
そう言い続けてもう21年が経とうとしている。
早いものだ。
21年の時を経て周りがしっかりと前に歩んでいくのを立ち止まりながら背中をいつしか羨望の眼差しで眺めることしか出来なくなってしまった。
歩いていればある程度身体は暖まるのだが、立ち止まったままの僕には周りに比べて何倍もの寒さに凍えているみたいだ。
ブログというものを書こうと思うと、どうも悲観的なことしか書けなくて困るな。
でも、せめてここくらいは弱音を吐かせて欲しい。
僕だってこう見えても上手く立ち回って生きているのだ。
面倒ごとを起こしたくないから面倒な立ち回りを心がけている。
本末転倒なような気もするが、小さい頃からこうして生きてきたからやめ方が分からなくなっている。
そんな生き方をしてるうちに弱音の吐き方を忘れてしまったのだ。
言わば、ブログは僕にとってリハビリのようなものなのだ。
こんな悲観的で退屈な文章ばかりを恐らくこれからも続けると思うが、読者の方は重く受け止めずまるでムーディー勝山の如く華麗に右から左へ受け流してもらえると助かる。
思いの丈がまとまってないのがよく分かる文章だ。
冬のように真っ白の状態に戻してやろうか。